秋山郷(長野・新潟県境)でハッカソン

温泉ハッカソン Advent Calendar 2016 23日目の記事です。

前回のおさらい

カーネルVM探検隊の参加者を中心としたメンバー(不定)で山奥に集まりみんなでわいわいやりながら好きな作業をするイベント「カーネルVMキャンプ」を不定期で年に数回開催しています。

今回はカーネルVMキャンプが発足する以前に秋山郷で行われた秋山郷発火村'14の話を書きます。

秋山郷

秋山郷とは、新潟県中魚沼郡津南町と長野県下水内郡 (しもみのちぐん)栄村にまたがる中津川上流域に点在する山間の13の集落の総称で、「秘境」と紹介されていることが多い場所です(日本の秘境100選の一つ)。
かぐらスキー場・苗場スキー場の山の裏側にあたり、標高が500〜1000mほどになることもあり、冬は豪雪地帯です。
湯量が豊富なので温泉宿が集落ごとにあり、それぞれ泉質の異なる様々な温泉を楽しむことができます(日帰り入浴可です)。
夏〜秋は苗場山の登山、紅葉シーズンは紅葉狩りで賑わっています。冬になると豪雪で閉ざされてしまいアクセスが困難になるため、観光客は限られているようです。

これまで紹介してきたハッカソンスポットと比較してアクセスが格段に困難ですが、温泉、食事、景色(村落の風景や紅葉)、登山など現地での楽しみは一番すばらしい場所だと思っています。











ハッカソン会場

秋山郷結東温泉かたくりの宿を利用させていただきました。
宿泊プランは二食付きで一泊9200円、参加者が13名居たので7名部屋を二部屋使用しました。
ハックルームとして食堂を他のお客さんが使用していない時間に貸していただき、有線LANは目立たないように目隠しをして構築するということで宿泊中敷設しっぱなしで利用させていただきました。
ネットワークはNTTフレッツ光回線と思われるものが導入されておりNTTレンタルルータのLAN側ポートへ直接アクセスさせていただき、30m LANケーブルでルータから食堂まで有線LANを配線しGbEスイッチ、WiFi APなどを持ち込んで自前で構築しました(※宿側もWiFiを提供しているので、大人数での利用でなければネットワーク構築する必要はないかも知れない)。
食事はちょっと控えめな量だった気がしますが美味しかったです。

寝室は和室で布団を敷いて寝るタイプだったので、7人ものおっさんが1部屋で雑魚寝していてPC開いてごろごろしてると…わりとカオスだった気がします。

場所は津南町新潟県)側の秋山郷の入り口から一番近いほうの集落である「結東」にあります。




温泉

かたくりの宿にも温泉がありますが、他にも秋山郷内にいくつも温泉があります。
ここに書いてある以外にも各宿に温泉が付いていて日帰り入浴もできたりするようなので調べて見てください。

結東温泉

かたくりの宿も「結東温泉」に含まれるようですが、かたくりの宿から坂を5分程度登ると萌木の里があります。
こちらは露天風呂があります。内湯と外湯は別々の場所にあってどちらか片方しか入れない構造です。
結東温泉は透明なお湯です(弱アルカリ性低張性温泉)。

小赤沢温泉

かたくりの宿から20分ほど車で奥へ進むと小赤沢温泉楽養館があります。
こちらは露天風呂はありません。
小赤沢温泉は鉄分を多く含んでいて赤褐色で濁った変わったお湯です。温度は低めです。

屋敷温泉

かたくりの宿から25分ほど車で奥へ進むと屋敷温泉 秀清館があります。
こちらは確かに露天風呂があるんですが外から簡単に見えそうな混浴風呂です…内湯と外湯は別々の場所にあってどちらか片方しか入れない構造です。
屋敷温泉はグリーンに濁った硫黄泉です。温度は高めです。
外には無料の足湯もあります。

上野原温泉

かたくりの宿から30分ほど車で奥へ進むとのよさの里 牧之の宿があります。
こちらは内湯と外湯は別々の場所にあってどちらか片方しか入れない構造です。
上野原温泉は透明なお湯です(弱アルカリ性低張性温泉)。

切明温泉

かたくりの宿から40分ほど車で奥へ進むと湯元 雄川閣切明リバーサイドハウスがあります。
こちらの温泉に入っても良いのですが、そこから川へ降りて川底を掘ると温泉が湧いており、川の中で温泉に浸かるのが名物になっています。

昼食

道の駅・信越さかえ

秋山郷に登る前ならこちら。
メニュー

萌木の里

かたくりの宿から歩いて食べに行けます。
お風呂のついでに。
メニューはこちら。

小赤沢温泉楽養館

お風呂のついでに。
メニューはこちら。

ゆきぐに

楽養館の近所です。
店が小さくて大人数では行けませんが、熊ラーメンが食べられます。
参考ブログ


平家の釜飯どん

楽養館の近所です。
メニューはこちら。


おさんぽ

苗場山登山(小赤沢コース)

楽養館の近所から苗場山の小赤沢登山口に入れます。
頂上まで片道3時間〜3時間半の登山コースです。
途中岩場が続きますが、頂上は一周しようとすると数時間かかってしまいそうな広々とした湿原が広がっており、晴れた日は素晴らしい景色です。






アクセス

詳しくはかたくりの宿の交通案内を見てください。

東京から公共交通機関で行く場合
  • 上越新幹線で東京駅→越後湯沢駅(1時間20分)
  • 「越後湯沢」から急行バス森宮野原行で「津南役場前」下車(約45分)
  • 「津南役場前」から和山温泉行か大赤沢行のバスで「上結東」で下車(約35分)

計3〜4時間程度だと思います

東京から車で行く場合

大泉ICから関越自動車道で塩沢石打ICまで、一般道で塩沢石打ICから津南町を経由し秋山郷へ(3.5〜4時間程度)

秋山郷内の道路ですが、結東よりも奥に行く場合途中車がすれ違うことのできないような山道をそれなりの距離走る事になります。
生活道であるため時間帯によってはバンバン反対方向から車が来ますので運転は注意してください。

群馬県みなかみ町でハッカソン

温泉ハッカソン Advent Calendar 2016 18日目の記事です。

前回のおさらい

カーネルVM探検隊の参加者を中心としたメンバー(不定)で山奥に集まりみんなでわいわいやりながら好きな作業をするイベント「カーネルVMキャンプ」を不定期で年に数回開催しています。

今回は群馬県みなかみ町で行われたカーネルVMキャンプの話を書きます。

群馬県みなかみ町


みなかみ町は群馬の最果て、新潟県湯沢町のすぐ手前で、谷川岳武尊山の麓のエリアです。
確かに山がちのエリアではありますが、市町村の規模としては前回までに紹介した奥多摩の方の村とは比べ物にならないくらい大きく、町内に駅も有るし駅前には土産屋が並んでいたりします。
町内に温泉地が18箇所、スキー場が4つあるような観光地で、有名な苗場スキー場も近所です(関東から苗場スキー場に行く場合はみなかみ町を通過します)。
こう長々と説明しなくてもここについては温泉やスキーや山遊びやらで知っている人が多いでしょう。
以前の記事で「カーネルVMキャンプは毎回山奥で開催される掟となっている」と書いたのですが、小菅・檜原を基準にしてしまうと、ここはぎりぎり山奥なのかアウトなのか悩む感じがします。

このあたりで街の写真が見れます



ハッカソン会場

谷川くるみ村のペンション木馬を利用させていただきました。
基本的に暖かい季節のアウトドア客、冬のスキー客のためのペンションだと思うのですが、特筆すべき点はハッカソン受け入れノウハウがあり、pixivが実際に使っているというところです。
公式サイトの宿泊プランを開くと「開発合宿プラン」という項目が出てきます
おそらくこれが理由でハッカソン会場に出来そうな宿泊施設を集めたまとめサイトにも名前が書かれていることがあります。
山奥の宿をハッカソンで使うのは、ダメかどうか電話で聞いて確認するだけでもかなり大変なので、最初から対応の旨明記されているのは非常にポイントが高いです。

宿代は8700円/一泊二食・ハックスペース対応込みでした。
ハック環境としては、平日の場合、基本宿まるごと貸し切り状態で無線LAN・有線構築・ホワイトボード・プロジェクタ(有料)・電源タップの貸し出しと、24時間使用可の作業場、夜更かしに合わせた食事時間設定と極限までハッカソンの都合に合わせていただける対応なのですが、休日は15名以上で貸し切らないと一般客優先になって上述のサービスが一部受けられないとのことで、結局休日にお客さんが居る時だけ食事時間帯にハックスペースを片づけるという事になりました。

カーネルVMキャンプ用の山奥の宿選びでは「ハッカソンが出来そうか」というのがまずかなり難しいので、ハッカソン中の食事に関しては「くえればいいか」くらいに思っていたのですが、この宿は結構おいしく豪勢なお食事でした。
また、寝室もちゃんとしたベッド、ちゃんとしたお布団でハッカソン中のQoLが上がります(逆に言えば、この雰囲気だとちょっと適当に床に倒れて寝るという訳にはいかないという話でもありますが)。

場所は水上温泉谷川岳近くの谷川温泉の温泉街の外れあたりで、駅から2kmほどの場所になります。
谷川ペンションくるみ村」というところにあるのですがこれはペンション街になっているようで、10軒ほどペンションが並んでいました(逆に言えば、周りにはペンションしかないです)。





温泉

宿には温泉がないので日帰り温泉を利用しました(予算の関係上だいたいいつもこうなっている気がします)。

湯テルメ・谷川

公式サイト

谷川温泉の日帰り入浴施設で、ペンション木馬から1.2kmです。
行ったときは真っ暗だったのでよくわかりませんでしたが、風景がよく大きな露天風呂が付いている施設です。

ふれあい交流館

公式サイト

水上温泉の日帰り入浴施設で、ペンション木馬から2.7kmです。

昼食

水上駅周辺まで移動して適当にレストランを探して食べました。
このあたりだとラ・ビエールのピザがちょっと人気っぽいので行ってみました。


おさんぽ

谷川ロープウェイ

谷川ロープウェイが近所だと聞いて車で行ってみました。
とても良い天気で、天神平から素敵な景色が見えました(ハイライトのない瞳で)。



土合駅

谷川ロープウェイと言ったら土合駅なのではないか、という事でこちらも行ってみました。
下るのは楽しいですが帰りの登りがしんどいですね…





布教活動

今回は「ロードバイクでちょっと走ってこよう」みたいなイベントが発生しなかったので、持参されたロードバイクは主にまだ持っていない人々への布教活動に用いられてました。

アクセス

我々は車があったので電車で来た人は水上駅でピックアップしましたが、ペンション木馬は申し込めば送迎をやっているみたいです。

といっても駅から2kmでしかないので歩けばたどり着けると思います(バスも通ってるようです)。

東京都檜原村でハッカソン

温泉ハッカソン Advent Calendar 2016 10日目の記事です。

前回のおさらい

カーネルVM探検隊の参加者を中心としたメンバー(不定)で山奥に集まりみんなでわいわいやりながら好きな作業をするイベント「カーネルVMキャンプ」を不定期で年に数回開催しています。

前回の記事前回の記事では最新の回が開催された山梨県小菅村を紹介しましたが、今回はかつて当ダイアリーでも紹介した(東京都檜原村潜入記録)東京都檜原村で行われたカーネルVMキャンプの話を書きます。

なお、ハッカソン以外の一般的な檜原村情報については東京都檜原村潜入記録の記事を一部再加工して利用しました。

檜原村

八王子の西、サマーランドを経由して武蔵五日市駅から秋川渓谷に入り更にずっと山道を登っていった所にある小さな山村で、島嶼部を除いた東京都の本州における唯一の村。或いは東京のチベット
檜原村とは)

東京の一番奥として良く話題に上がる奥多摩駅奥多摩湖の辺り(奥多摩町)からは南側に位置している。

村内の約60%の地域が秩父多摩甲斐国立公園の指定地域で、村内に鉄道駅はなく、最寄り駅は武蔵五日市駅で場所によっては駅からバスで65分かかるというようなところ。

東京都心から見るととてつもない辺鄙な所のように思えるが、前回紹介したお隣の山梨県小菅村と比べれば面積も人口も二倍を超えており、ちょっとした観光スポットや宿泊施設等もこちらの方が豊富でいろいろ見て回ったりできる。

私が"都内"で最も気に入っている場所の一つ。






カーネルVMキャンプと檜原村

檜原村は初めてのカーネルVMキャンプ(カーネル/VMキャンプ#1)が開催された場所であり、また同じ場所で複数回のカーネルVMキャンプ(カーネル/VMキャンプ#1カーネル/VMキャンプ#3)が開催された唯一の場所でもあるので大変思い出深い場所。というか発祥の地みたいなものか。

ハッカソン会場

#1、#3共に東京ひのはら村ゲストハウスへんぼり堂を利用させていただきました。
公式サイトの説明
「東京都本土唯一の村「檜原村」に初めて出来た
イベントスペース併設のゲストハウスです。」
と書かれている通り、再生古民家を利用したゲストハウス兼イベントスペースのようなところです。

宿泊料金は素泊まり一泊 3000円、貸し切り一泊30000円なので人数を集めて貸し切りった(※#3のときは他のお客さんの予約が既に存在していて貸し切り失敗)。

一階に広い居間がありイベントスペースとして利用できるようになっていたため、ここをハックスペースとして利用させていただいた。
ネットワークはNTTフレッツ光回線と思われるものが導入されておりNTTレンタルルータ兼WiFi APのLAN側ポートを直接使うことが出来たためこれを利用してLANを構築した(※#3のときは貸し切りではなかったので有線LANは構築しなかった)。
食事は提供されない施設ですが調理器具、調味料はお借りできたので朝夕は自炊で対応(人数が多く大量に食う人々が居たのでこれが異常に大変で、キャンプ中に私がしていたことは8割くらい調理だったような気がしている)。
寝室はゲストハウスでよくあるような複数の二段ベッドが設置されているような部屋(せっかく寝室があるのに実際にはハックスペースで夜明けまでハックしながらそのまま息絶える人が結構多かった)

会場から5分未満の距離に川へ降りれる道があり、ハック作業に行き詰まったらいつでも自然を満喫できる。






温泉

数馬の湯

近代的な建物の日帰り温泉施設。
定休日の月曜以外はいつでもやってるようなので、確実に開いてる場所を探すならここ。

露天風呂あり、アルカリ性単純温泉らしい。

蛇の湯温泉 たから荘



数馬の湯から車ですぐ。
築500年の合掌造りのすごい建物の温泉旅館(日帰り入浴可)。
露天風呂なし、源泉温度10度の鉱泉らしい(数馬の湯とは別の源泉)。
旅館は他にも何軒もあるが温泉があるのはここだけ。

昼飯スポット

数馬の湯

数馬の湯では温泉だけではなくて食事をすることもできる。
まいたけがウリらしい。
お食事メニュー

事前予約をすればBBQを近所の河原でやらせてもらえるようになっているので、#3では昼ごはんにBBQをやった日があった。
数馬の湯のスタッフと私との意思疎通があまりうまく行っておらず、炭を持ち込む事が期待されていたようだったが持っていなかったので薪で火を起こすことになり、キャンプ参加者の中にプロが居たため事なきを得たが中々大変だった。

三頭山荘





たから荘から車で数分。
こちらも築400年の合掌造りの古民家を使っている旅館と言っているが、屋根は瓦に変更してしまっている模様。
こちらは定休日が明記されているので急に行く場合も安心そうだ。

お食事は山菜小皿料理や川魚の定食、すいとんなど、結構いろいろな選択肢があって、とても豪華。

本館2Fは資料館という名のガラクタ置き場になっており、とても古いものが沢山あった。
3Fまであったけど、昔はこの上の方の階は養蚕に使っていたようだ。

普段から食事が出てくるのが若干のんきだとは思っていたが、一度結構な人数で行ってしまったのが悪かったのか、何かその日は問題があったのか、半永久に出てこない事があってとても困った。

おさんぽ

都民の森をお散歩したり、都民の森前の坂をロードバイクで登る人がいたり、武蔵五日市駅からへんぼり堂までロードバイクで来た人などが居た。
今回は詳細は割愛

アクセス

新宿から武蔵五日市まで電車で一時間、そこから「数馬行き」のバスに乗り西川橋バス停で下車(50分)。
へんぼり堂のサイトに詳しく書いてある

前回の記事の小菅村よりバスの本数が多いがそれでも村内を複数個所移動するようなことをするには少ないので、周遊したいときは車かバイクかロードバイクの方がよいと思われる。

ハッカソンの成果

十数人前の食事を毎日作る能力を磨くことが出来た

カーネル/VMキャンプ #4 at 山梨県小菅村

温泉ハッカソン Advent Calendar 2016 3日目の記事です。

昨日より山梨県小菅村カーネル/VMキャンプ #4を開催しているので、こちらのハッカソン会場と温泉を紹介しようと思います。

カーネルVMキャンプってなに?

カーネルVM探検隊っぽいハッカソンイベント」です。
カーネルVM探検隊の主催者や常連参加者が中心に参加しており、特にジャンルの縛りや成果発表などはなくみんなで集まってわいわいやりながら各自好きな作業をするイベントです。

もうひとつのイベントの特徴として、毎回山奥で開催される掟になっています。
開催場所によってはロードバイクで宿まで来る参加者がいたり、山へハイキングに行く参加者がいたりします。


小菅村


小菅村奥多摩湖の西側、大月の北側、檜原村(※)から山ひとつ越えた裏側にある人口約700人の山間の小さな村です。多摩川源流の小菅川での釣りと周辺の山でのハイキングが人気のようです。
※…東京都檜原村潜入記録



ハッカソン会場

廣瀬屋旅館を利用させていただきました。
一般客の宿泊プランは一泊二食付き10,000円ですが、合宿ということで食事の内容を安くしたりアメニティを省略していただく代わりに少し割引してもらえました。
宿泊客が多くなかったので部屋を多めに貸して頂けたので、客室のうちの一つにハックルームを構築しました。
ネットワークは全館WiFi有りだったのでこれをそのまま利用しました。
10名で負荷かけたらWiFi APが落ちまくりましたが、そういう使い方は想定されてなかったのかも。

モバイル回線に関しては、Docomo MVNO回線ならLTEで数Mbps出てました。





温泉

宿には5人同時に入れるサイズの浴場がありますが温泉ではないので日帰り温泉を利用しました。

宿から1.7km先に小菅の湯道の駅こすげがあります(@nifty温泉の口コミ)。

泉質はPH9.98の強アルカリ性温泉で、透明でぬめりのあるお湯です。露天風呂も付いてます。


入館料は3時間で620円、冬季営業時間は10:00〜18:00でした。

昼食

小菅の湯・道の駅こすげを利用しました。

おさんぽ

松姫峠から鶴寝山を経由し山沢入りのヌタへ行って戻る片道1時間のイージーハイクコースがあります。

晴れていると鶴寝山からの富士山がきれいです。



アクセス

小菅の湯の案内を見たほうが早いです。

公共交通機関の便はダメです。
奥多摩駅からのバスは日に4本で所要時間50分、大月駅からのバスは日に3本で所要時間60分です。

車の場合は大月ICから松姫トンネルを通って小菅村まで30分です。

ハッカソンの成果

この記事が書けました(完)

USBメモリのフォーマット無しに、たった一つのファイルをコピーするだけでブート出来るLinux

singlefilelinuxとか名前を付けてみたが、新しいディストリを作ったり新しいツールを作ったりしたのではなく、単にGentooのLiveCDを単一のカーネルイメージに埋め込んでブート可能にしただけである。

使い方は以下の通り:

http://s3.amazonaws.com/syuu1/singlefilelinux.gif

これで普段データを入れておく用のUSBメモリからデータを消すことなくLinuxのインストールをしたり、壊れたbtrfsの復旧作業が出来るようになった。

なお、UEFI専用なので当然のことながらUEFI非対応のPCでは使えない。
また、UEFIexFATに対応していないので32GBを超える容量のUSBメモリでこれを使う事は難しい(デフォルトでexFATでフォーマット済みだし、FAT32は32GB以上の容量をサポートしないし、UEFINTFSext3などにも対応していないため)

ちなみにGentooにしたのはLiveCDのイメージサイズが小さくてsystemdじゃなかったので簡単そうだったから、というだけの理由で、Ubuntuや他のディストリだと出来ないということではありません。

イメージのビルドの仕方はGithubを参考にして下さい。
他のディストリ対応試してくれる人が居るとうれしいな。


追記:当然ながらsecurebootとは共存出来ない…

Route 53でcli53を使ったDynamic DNS

Route 53でDDNSというとroute53DynDNS.bashを使った例を多く見かけるのだが、自分の手元では正常動作しないし読めた物ではない感じの作りなので、cli53を使って極めて簡単に書き直した。

AWSインスタンスでの例はこちらにあるのだが、ここではAWSではない自宅鯖のDDNSに用いるのでEC2関係の所は参考にしない。

cli53をインストー
sudo pip install cli53
.botoにIDとKeyを設定

こんな感じの奴を作る

[Credentials]
aws_access_key_id = <your_access_key_here>
aws_secret_access_key = <your_secret_key_here>
update53.shを作成
#!/bin/sh

ZONE=example.com
RECORD=www
DAT=/tmp/update53.dat

if [ -f $DAT ]; then
	PREV=`cat $DAT`
else
	PREV=`cli53 rrlist $ZONE|grep ^$RECORD|awk '{print $5}'`
fi
CUR=`wget -q -O - checkip.dyndns.org|sed -e 's/.*Current IP Address: //' -e 's/<.*$//'`
echo $CUR > $DAT

if [ "$PREV" == "$CUR" ]; then
	exit 0
fi

cli53 rrcreate $ZONE $RECORD A $CUR --ttl 3600 --replace

crontabに適当にインストー

*/5 * * * * /home/syuu/update53.sh

mrubyでUEFIブートローダなやつのバイナリ配布

多分みなさんEDK2のビルドが面倒い最高で試すの嫌だと思うので、バイナリ配布しておきますね。
こちらです:

https://s3.amazonaws.com/syuu1/mruby.efi

ブートローダスクリプトはこちら:
https://raw.githubusercontent.com/syuu1228/mruby_on_efi_shell/devel/example/bootloader.rb

いきなりefibootmgrなどを使ってブートメニューに組み込もうとせずに、EFI Shellから起動することを強くおすすめします(しくってブート出来なくなったりすると困ると思うので)。

※追記:落としてバイナリ見れば分かると思うんだけど、X64版です。他のアーキテクチャ(IA32を含む)では動かんです。