OpenBSD/sgi クロス開発環境の構築

今まで使っていた開発環境が使えなくなったので、OpenBSD/sgiのクロス開発環境を構築し直した。
以下作業メモ。

OpenBSDのインストー

VMware Server 1.0をWindowsマシンにインストー

メモリ256MB、HD 8GB、OS FreeBSD、CPU 1個でVMを新規作成

ftp://ftp.jaist.ac.jp/pub/OpenBSD/4.5/i386/cd45.isoをダウンロードしてきてVMのCD-ROMにセット

http://www.openbsd.org/faq/faq4.htmlに従いインストールを開始

忌々しいdisklabelでは、

c:         16777216                0  unused

と表示された。
8192MBのHDで16777216セクタという事は、16777216セクタ/8192MB=2048セクタ/MBと計算出来る。
ここではswap領域としてbに512MB割り当て、残りをaに割り当てて/にマウントしたい。

bのサイズをセクタ換算すると512MB * 2048 = 1048576セクタだから、このサイズ分だけ残してaを作れば良い。

後はドキュメントの通りなので省略。

クロス環境の構築

su - でrootに

cd /usr;cvs -d anoncvs@anoncvs.jp.openbsd.org:/cvs co -r OPENBSD_4_5 -P src
で4.5のソースをチェックアウト。

make obj

TARGET=sgi make cross-tools

cd /usr/src/sys/arch/sgi/conf;config コンフィグ名

cd ../compile/コンフィグ名

make CC=/usr/cross/sgi/usr/mips64-unknown-openbsd4.5/bin/mips64-unknown-openbsd4.5-cc LD=/usr/cross/sgi/usr/mips64-unknown-openbsd4.5/bin/mips64-unknown-openbsd4.5-ld depend

make CC=/usr/cross/sgi/usr/mips64-unknown-openbsd4.5/bin/mips64-unknown-openbsd4.5-cc LD=/usr/cross/sgi/usr/mips64-unknown-openbsd4.5/bin/mips64-unknown-openbsd4.5-ld

エラーが出ずにコンパイルが終了すればOK

参考資料

一番参考になるのはこれ:
http://www.nabble.com/cross-compiling-ARM-ramdisk-kernel-on-x86-host-fails-td22979405.html
コンパイルできねぇよ!って記事が一番参考になるというのは微妙な状況だなぁ。