Arch LinuxにiSCSIターゲットを、OS XにiSCSIイニシエータをセットアップし、Time Machineに使う
Arch Linux
基本的にやらなきゃいかんことは全部ここに書いてある:
ISCSI Target - ArchWiki
なので、ちょっとしたメモだけ。
なんかpython2-setuptoolsが無いと途中でビルドが詰んだので先に入れる
yaourt -Sy python2-setuptools yaourt -Sy targetcli-fb /etc/rc.d/target start targetcli
以降、targetcli上で設定を進めていく。
これがとてつもなく癖のあるCLIで辛い…。
先に、Mac側の「IQN」を決めておかないとならない。
きちんと調べてないが、取り敢えず「iqn.年-月.com.example:任意文字列」
で通るっぽい。
/> cd /backstores/block /backstores/block> create md_block0 /dev/sdb ...> cd /iscsi /iscsi> create .../tpg1> cd luns .../tpg1/luns> create /backstores/block/md_block0 .../luns/lun0> cd ../../portals .../portals> create ...> cd ../../acls .../acls> createiqn.2012-05.com.example:macbook ...> cd / /> saveconfig /> cd /iscsi/iqn.../tpg1 .../tpg1> set attribute authentication=0
Mac OS X 10.7 Lion
globalSAN iSCSI Initiator - SNS (Studio Network Solutions)
以前はこれが無料だったようなのだが、今は15日間だけ使えるアクティベーションコードを配るようになったようだ。
取り敢えず使えそうなので入れてみる。
フォームからユーザ登録をするとダウンロードURLが送られてくるのでこれをダウンロードし、インストール&再起動。
再起動してシステム環境設定を開くとglobalSAN iSCSI Initiator and Xtargetという項目が増えてるのでこれを開く。
Licenseのボタンを押して「Get Activation Key」してTrial版のアクティベーションコードを受け取り、入力。
アクティベーションが終わったら、iSCSI NameにLinux側で設定したIQNを入力する。これをやらないとLinux側で接続を許可したInitiatorだと認識されない。
Initiatorタブを選び、+を押してTargetを選択。
Group nameは適当に、IP AddressはLinux機のアドレス、ポートは未変更。
そうするとLinuxマシンの項目が現れるはずなので、iSCSI Optionsを開いて「Always send "SessionType" when connecting.」を選択。これを選ばないとどうも接続時のネゴシエーションでエラーしてしまうようだ。
後はサーバのアドレスを選んでConnectボタンを押せば接続される。
接続が完了したらディスクユーティリテイ.appなどから見てみると、いつもと違うアイコンのディスクが1台、増えているはずだ。
普通のHDDと同じようにパーティーションを作ってHFS+でフォーマットし、Time Machineの設定からディスクを選べばTime Machine先に指定できる。
Time MachineからもUSBディスクと同じように書き込めるようだ。