2014-12-01から1ヶ月間の記事一覧

mrubyでUEFIブートローダなやつのバイナリ配布

多分みなさんEDK2のビルドが面倒い最高で試すの嫌だと思うので、バイナリ配布しておきますね。 こちらです:https://s3.amazonaws.com/syuu1/mruby.efiブートローダのスクリプトはこちら: https://raw.githubusercontent.com/syuu1228/mruby_on_efi_shell/d…

GCEでOSvを動かそう

OSvは、ハイパーバイザやIaaSプラットフォームへアプリケーションをデプロイすることに特化した軽量OSです(※詳しくはこちら)。今回はRuby on Railsで書かれたブログエンジン「Publify」をインストールしたOSvのイメージをGoogle Compute Engine(GCE)へデ…

UEFI Native API on mruby

mrubyでブートローダを書けるようにしました - かーねる・う゛いえむにっきの記事はlibc API経由でmrubyからUEFIの機能を使う話でした。 これとは別に、mruby on efi shellにはUEFIのネイティブAPIへアクセスするためのクラスが用意されているという話をしま…

mrubyでブートローダを書けるようにしました

カーネル/VM@関西7回目でお話したネタです。スライドはこちら: UEFI時代のブートローダ from Takuya Asada 既にmrubyはUEFIへ移植されています(覚え書き: mruby on EFI Shell)。また、EFI StubカーネルをUEFIアプリから実行するのは非常に簡単であるこ…

OSvのビルド環境の構築

OSv

OSvはMacやWindows上のVirtualBox・VMware、VMware ESXiなど様々な環境で動作するのですが、ビルド環境はFedoraの最新版という極めて限られた環境でのみテストされています(理屈の上では他のディストリビューションでもビルド可能ですが、細かなパッケージ…

1コマンドでJavaアプリをOSvへデプロイ

OSvは、ハイパーバイザやIaaSプラットフォームへアプリケーションをデプロイすることに特化した軽量OSです(※詳しくはこちら)。 また、CapstanはGo言語で実装されたOSvのデプロイツールです(※詳しくはこちら)。OSvはJVM上で動くアプリケーションをメイン…

OSv CLIにコマンドを追加しよう

OSv CLIの使い方 - かーねる・う゛いえむにっきで見たとおり、現状CLIのコマンドは非常に少なく、REST APIを直接呼び出して一部の操作を行わざるを得ない状態です。そこで、コマンドを足してOSvへコントリビューションしてみるのは如何でしょうか。 例えば、…

OSv CLIの使い方

OSv

リモートCLIについて - かーねる・う゛いえむにっきでも紹介したCLIの使い方についてです。 リモートCLIに必要なもの まず、Linuxホスト側でCLIをインストールする必要があります(参照)。 その上で、httpserver(REST APIサーバ)を含むOSvのイメージを実…

Capstanの使い方

OSv

CapstanはGo言語で実装されたOSvのデプロイツールです。 各種アプリケーションを含んだディスクイメージを1コマンドでダウンロードし、ローカルのKVMやVirtualBoxなどへデプロイすることが出来ます。以下に使い方を紹介します。 Capstanの対応環境 対応OSは…

OSvでLuaインタープリタを動かす

OSvは、ハイパーバイザやIaaSプラットフォームへアプリケーションをデプロイすることに特化した軽量OSです(※詳しくはこちら)。OSvでは簡易CLIを実装するためにLua言語が使用されています。 この記事では、CLI以外の任意のLuaプログラムをOSv上で実行してみ…

リモートCLIについて

OSv

OSvには簡易シェルとしてLua CLIが用意されていて、capstan経由でLua CLIしか入ってないVMイメージが配布されていたりするのですが、実はこのCLIは全てREST API上に実装されています。つまり、常にhttp://127.0.0.1:8000/へRESTを送ってシステムのAPIを叩い…

mruby on EFI Shellのビルド

※この記事では後々mrbgemsを追加していく事などを意図してmrubyをビルドする事に拘っているが、単にmrubyをUEFIで試してみたいだけならば自分でビルドする必要はない。ここのHow to useからリンクされている"download page"をクリックすればダウンロードでき…

EDK2でUEFI Application開発環境整備とQEMU Virtual FAT

もうちょっと応用的な内容にトライしようと思ったら久々の開発環境整備で手間取ったので、まずどうやって試すのか、について書いてお茶を濁す。開発環境はFedora 20 + gcc-4.9 from rawhideという変則な環境だが、新しめのパッケージが使われているディスト…

OSvのご紹介 2014年12月版

OSv

ご注意:OSvは絶賛開発中のプロダクトであるため、将来のバージョンではここに書いてある通り動かない場合があります。 OSvとは OSvは、ハイパーバイザやIaaSプラットフォームへアプリケーションをデプロイすることに特化した軽量OSです。 Linuxで動作するい…