2008-10-07 NetBSDのプロセススケジューラ解析 / 1.6→current間の主な変更点 NetBSD スケジューリング機構に手を入れる事を目的として、NetBSDのプロセススケジューラを解析している。 作業の中で分かった事を順次まとめて行きたい。 スケジュールの単位がprocからlwpに変更され、スケジューリングに関する主要なパラメータがlwpに移った(2.0から) Machine dependentなコードを減らした(2.0から) run queueがカーネルに1つだったのが、CPU毎に通常タスクとリアルタイムタスクのキューを持つようになった(currentから、M2のため?) スケジューラがモジュール化された(currentから、4BSDとM2) ジャイアントロックをやめた(currentから、SMPのため?)