群馬県みなかみ町でハッカソン
温泉ハッカソン Advent Calendar 2016 18日目の記事です。
群馬県みなかみ町
みなかみ町は群馬の最果て、新潟県湯沢町のすぐ手前で、谷川岳・武尊山の麓のエリアです。
確かに山がちのエリアではありますが、市町村の規模としては前回までに紹介した奥多摩の方の村とは比べ物にならないくらい大きく、町内に駅も有るし駅前には土産屋が並んでいたりします。
町内に温泉地が18箇所、スキー場が4つあるような観光地で、有名な苗場スキー場も近所です(関東から苗場スキー場に行く場合はみなかみ町を通過します)。
こう長々と説明しなくてもここについては温泉やスキーや山遊びやらで知っている人が多いでしょう。
以前の記事で「カーネル/VMキャンプは毎回山奥で開催される掟となっている」と書いたのですが、小菅・檜原を基準にしてしまうと、ここはぎりぎり山奥なのかアウトなのか悩む感じがします。
ハッカソン会場
谷川くるみ村のペンション木馬を利用させていただきました。
基本的に暖かい季節のアウトドア客、冬のスキー客のためのペンションだと思うのですが、特筆すべき点はハッカソン受け入れノウハウがあり、pixivが実際に使っているというところです。
公式サイトの宿泊プランを開くと「開発合宿プラン」という項目が出てきます。
おそらくこれが理由でハッカソン会場に出来そうな宿泊施設を集めたまとめサイトにも名前が書かれていることがあります。
山奥の宿をハッカソンで使うのは、ダメかどうか電話で聞いて確認するだけでもかなり大変なので、最初から対応の旨明記されているのは非常にポイントが高いです。
宿代は8700円/一泊二食・ハックスペース対応込みでした。
ハック環境としては、平日の場合、基本宿まるごと貸し切り状態で無線LAN・有線構築・ホワイトボード・プロジェクタ(有料)・電源タップの貸し出しと、24時間使用可の作業場、夜更かしに合わせた食事時間設定と極限までハッカソンの都合に合わせていただける対応なのですが、休日は15名以上で貸し切らないと一般客優先になって上述のサービスが一部受けられないとのことで、結局休日にお客さんが居る時だけ食事時間帯にハックスペースを片づけるという事になりました。
カーネル/VMキャンプ用の山奥の宿選びでは「ハッカソンが出来そうか」というのがまずかなり難しいので、ハッカソン中の食事に関しては「くえればいいか」くらいに思っていたのですが、この宿は結構おいしく豪勢なお食事でした。
また、寝室もちゃんとしたベッド、ちゃんとしたお布団でハッカソン中のQoLが上がります(逆に言えば、この雰囲気だとちょっと適当に床に倒れて寝るという訳にはいかないという話でもありますが)。
場所は水上温泉・谷川岳近くの谷川温泉の温泉街の外れあたりで、駅から2kmほどの場所になります。
「谷川ペンションくるみ村」というところにあるのですがこれはペンション街になっているようで、10軒ほどペンションが並んでいました(逆に言えば、周りにはペンションしかないです)。
温泉
宿には温泉がないので日帰り温泉を利用しました(予算の関係上だいたいいつもこうなっている気がします)。
おさんぽ
アクセス
我々は車があったので電車で来た人は水上駅でピックアップしましたが、ペンション木馬は申し込めば送迎をやっているみたいです。
といっても駅から2kmでしかないので歩けばたどり着けると思います(バスも通ってるようです)。